あいさつ
看護部長 挨拶
昭和 21 年に温知新生診療所として開設以来、70 年以上のあいだ「地域に愛される病院」を目指し、医療・介護を提供してまいりました。当院は、現在病床数 96 床 ( 一般病床 51 床 ( 地域包括ケア病床 26 床 )、療養病床 45 床 ) を有しておりますが、急性期治療から引き続きリハビリ等で治療を必要とする方をはじめ、終末期、在宅療養が必要な方など様々な患者様を対象にしております。
また、「可能な限り住み慣れた地域で、自分らしい暮らしを人生の最期まで続けられる」ように、在宅療養にも力を入れ、自宅で療養生活が円滑にできるように関係職種と共同し対応をしております。
私たち看護部は、これらの患者様に満足していただける看護が提供できるよう、医師や他職種、地域との連携を行っております。そして、看護部の理念である「患者様・ご家族の意思を尊重し、信頼される看護」が提供できるよう、また、療養生活が患者様にとって最適な環境となるように、日々努力しております。
看護部長 / 認定看護管理者 栗田 直美
理念・基本方針
- 患者様個々の抱える課題に合わせ、医療と生活をつなぐ看護を提供します。
- 関係職種と共同し、安心・安全な看護サービスを提供します。
- 専門職としての知識・技術の向上に努め、質の高い看護の提供に尽力します。
- 地域の医療・福祉機関と協力・連携し、地域住民の健康と地域の発展に寄与します。
- 働きやすい快適な職場づくりに取り組みます。
- 組織の一員として、積極的に病院経営に参画します。
看護体制・勤務体制
余裕のある勤務になるような制度づくりを進めています。
通常は1週間で40時間勤務が一般的ですが、当院では38時間45分の勤務を目安にしております。1ヶ月に換算するとその差は5時間となり大きな差となります。
看護体制
一般病棟 | 13対1 |
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看護方式 | 固定チームナーシング |
療養病棟 | 20対1 |
看護単位 | 一般病棟 51床(うち、地域包括ケア病床 26床) 療養病棟 45床 |
勤務体制
勤務体制 | 2交代制 |
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日勤 | 08時30分~17時15分(休憩1時間) |
夜勤 | 16時30分~翌朝09時15分(休憩1時間・仮眠時間2時間30 |
待遇・福利厚生
昇給 | 年1回 |
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賞与 | 年2回(その他3月に臨時賞与が支給される場合があります) |
各種保険 | 社会保険、雇用保険 |
各種制度 | 退職金制度・永年勤続表彰 育児短時間勤務・夜勤免除勤務 |
休暇 |
有給・特別・慶弔・介護・産前産後・育児・看護 |
職員駐車場 |
あり・無料 |
補助 |
健康診断・予防接種 |
教育・研修(キャリアラダー)
看護部教育理念
個々の看護師が自己のライフスタイルの中で、計画的にキャリア開発できるように教育・研修の機会を支援します。
教育方針
- 教育の体系化を図り、個々のキャリア開発に努める
- 病院の人財となる看護職を育成する
教育目標
- 専門職としての安全な医療・看護の提供ができる
- EBNに基づく専門的技術と看護実践能力が習得できる
- 看護専門職としての判断力・指導力・調整力を養い、チーム医療を推進していく
- 在宅療養支援病院として、地域医療、介護、福祉との連携を重視し、在宅療養へつなぐことができる
生涯教育
患者さんとの関わりの中で、看護師としての業務にプライドとやりがいをもてるよう、自ら学び、また成長できる環境の構築をはかっています。
新卒者研修
社会人としてだけでなく、国家資格の専門職を持つ医療人として責任をもって業務に取り組めるように支援を行います。
新卒者に限らず、日本看護協会の定めるクリニカルラダーに合わせ、ひとりひとりの成長に合わせて教育を行っていきます。
中途採用者研修
今までの経験を踏まえて、ひとりひとりの能力が発揮できるよう、採用時に研修を行います。
看護師としてのブランクがあっても、研修をとおして当院のシステムやルールを理解し、心身ともに安定した状態で早期に職場環境に適応できるよう支援します。
新卒者に限らず、日本看護看護協会の定めるクリニカルラダーに合わせ、ひとりひとりの成長に合わせて教育を行っていきます。
院内研修
看護教育支援プログラムに沿って、看護実践能力、組織的役割遂行能力、自己教育・研究能力を獲得できるよう、レベル5段階に分け、個人に合った研修が受けられるよう支援しています。
また、他施設から専門・認定看護師を招き専門的な研修やIV研修を行い、知識、技術の向上ができるよう支援しています。
院外研修
認定看護師研修、看護管理者研修等、院外の研修に参加して、専門的な知識を習得し、スペシャリスト、ジェネラリストを目指し、当院の看護の質の向上を図ります。
e-ラーニングの活用
当院では、学研ナーシングサポート、S-QUEを採用しております(費用は病院が補助し、個人への負担はありません)。
技術映像を交えた講義形式で多数のテーマがあり、いつでもどこでも何度でも、パソコンやスマートフォン(タブレット)で見ることができます。
病院の求める研修については、勤務時間に行えるよう勤務シフトを調整しています。
病棟紹介
一般病棟
明るくおおらかな性格のスタッフが多く、患者・家族に寄り添い、笑顔と心のこもった看護を心がけています。
一般病床25床、地域包括ケア病床26床の病棟
一般病床は、おもに自宅・施設からの入院や、西濃地域の急性期病院の後方病院として揖斐郡を中心に、継続治療、リハビリ治療を必要とする方が入院します。地域包括病床では、病状が落ち着き、地域へ戻られる準備として退院支援が行われます。
患者さんがその人らしく、住み慣れた地域で、安心・安全な生活が続けられるように、早期より多職種(医師・看護師・退院支援看護師・医療ソーシャルワーカー・薬剤師・栄養士・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士など)協働で支援しています。
外来
看護師は、各診療科の診察介助や内視鏡検査など多岐に渡る処置、検査に携わっています。
また、在宅支援病院の登録をしており、個人宅の訪問診療、往診を行っています。住み慣れた地域で安心して療養生活が出来るように患者様ご家族の要望に沿った在宅支援を行っています!!
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小児科
予防接種、様々な発達段階にあるお子様と家族に寄り添った看護を提供しています。
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訪問診療
月に1回程度の割合で定期的、かつ、計画的に訪問し、診療、治療、薬の処方、療養上の相談、指導等を行っています。
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救急対応
救急告示病院として救急医療の提供、特定機能病院、地域医療支援病院との連携を行っています。
療養病棟
療養病棟は、急性期医療の治療を終えた後も、病院での医療提供の必要度が高く、療養を継続的に行う必要のある慢性期の患者さんを対象とした病棟です。
私たちは、嚥下機能の低下予防のために言語聴覚士と連携し、摂食機能訓練を毎日行っています。
入院患者さんの多くは、日常生活動作が低下しています。褥瘡発生しないように褥瘡対策チームと共同し取り組んでいます。