入院のご案内
inpatient入院の手続き
入院の決定
医師の診察・診断の結果、入院が決まります。
入院の説明
処置室にて看護師より入院に関する説明を行います。
入院の手続き
入院日に外来窓口(1階)にて、保険証、受給者証をご提示ください。
- 医療保険証
- 介護保険証
- 特定疾患受給者証
- 重度障害者受給証
- 乳幼児医療証
- 標準負担減額認定証
- 母子、父子家庭医療証
など
交通事故・労災保険で入院される方や、生活保護・公務災害補償保険などの適応を受けられる方は、同時にお申し出ください。
次の書類は、期日までにナースステーションに提出してください。
- 入院当日
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- 連絡先確認票
- 入院2日以内
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入院誓約書(要:捺印)
連帯保証人は独立して生計を営まれている成人の方に限ります。必ずご本人が記入の上、ご捺印ください - 寝具貸与返納記録(要:捺印)
- 個室同意書(ご利用の場合)
- TV、おむつ利用同意書(ご利用の場合)
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入院誓約書(要:捺印)
入院生活に必要なもの
ご準備していただくもの
- 現在服用中の薬
飲み薬、塗り薬、目薬、貼り薬、インスリン など(確認のため) - お薬手帳
- 洗面用具
タオル、歯ブラシ、コップ、シャンプー、リンス、ボディーソープ、髭剃り など - 食事用品
箸、湯飲み、スプーン など - 日用品
パジャマ、下着、スリッパ、イヤホン、バスタオル、ティッシュペーパー など
紙おむつは病院指定のものを使用しますので、持参しないでください。
持参されたものすべてに、お名前を分かりやすいように記入してください。
入院時必需品のレンタルサービス(CSセット)について
当病院では、院内の衛生管理を徹底するために、「寝巻き、パジャマ、タオル類、日用品類、オムツ」を専門業者に委託し、レンタルとしてご使用していただくシステムを導入しています。
詳しくは「入院のご案内」に同封しています「CSセットのご案内」をご覧ください。
一般病棟の紹介
3・5病棟(一般病棟:地域一般入院料2、地域包括ケア入院医療管理料1)51床
一般病棟では、急性疾患、慢性疾患の患者様を受け入れています。
近年の高齢化社会に伴い、当病院でも高齢者が多く、面会者も高齢者が目立ちますが、当病院は駅から数分の場所に立地されており、また、ルートバスの停留所もあり、面会や通院に便利なため患者様、ご家族様より喜ばれています。
当病院のビジョンである「地域住民の疾病予防に貢献するとともに、地域に根ざした医療を住民に提供し、健康と安らぎを守る。」をもとにきめ細かな看護、介護の提供を心がけており、患者様中心の医療が行えるようスタッフ一同が取り組んでいます。
また、医療連携にも力を入れており急性期の大病院や施設からの受け入れにも日々対応しています。
在宅復帰支援では医療ソーシャルワーカーを中心に、多職種との連携を図り、スムーズな退院の支援を実践しています。
看護については地域一般入院基本料2の13:1体制となっており、 2交代制で受け持ち看護師が患者様のケアを担当します。
療養上のお世話や健康、生活に関する相談、指導などをさせていただきます。
また、2014年度診療報酬改定によって「地域包括ケア病棟」という新しい病棟が新設されました。
当病院でも「地域包括ケア病床(入院医療管理料1)」(2021年12月より)を新設して国や県が推奨する地域包括ケアというシステムのなかで一翼を担っていきます。
一般病棟で症状が安定しても、在宅での療養に不安があり、あともう少しの入院で社会復帰できる患者様のために支援させていただきます。
療養病棟の紹介
療養病棟は、急性期の治療を終えた後も、引き続き中長期的な治療が必要な方が主な入院対象となっている病棟です。
このような慢性期の患者様に対し、厚生労働省の定めに従い、医療の必要性に応じた医療区分及びADL自立度(日常生活自立度)の視点から考えられたADL区分による包括評価をすることになります。
療養病床は、主に医療区分2~3などの医療必要度の高い患者様を担当しています。
また、ほかの回復期病院や在宅系施設からの受け入れも行っています。
重症の患者様やターミナル(終末医療)の患者様も入院しています。
当病棟は長期入院だけではなく、在宅復帰を目指す病棟でもあります。
ご自宅もしくは施設への復帰を目標に、その方に適したリハビリテーションと治療を行い、早期の在宅復帰を目指しています。
安心して在宅復帰ができるように、患者様が持つ疾患に対する治療はもちろん、患者様の在宅復帰を支援するためのリハビリテーションを提供しています。
また、退院後の生活に合わせ、施設紹介や訪問看護、デイサービスなどの介護サービスのご提案などを行っています。
病棟目標『毎日笑顔で患者様の心に寄り添った看護を提供する』と掲げ患者様、ご家族の納得、満足が得られる看護・介護を目指しています。
栄養管理
- 管理栄養士が医師・看護師・薬剤師・言語聴覚士等の多職種と連携し、栄養障害の状態にある患者様やその恐れのある患者様に対し、栄養治療計画を立てて病状に合わせた食事の提供に努めています。
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栄養評価スクリーニングにより栄養障害患者の抽出を行うとともに早期対応を図っています。
また、経口・経腸・経静脈栄養等の経路別のプランニングとモニタリングにより、栄養療法に関する問題点やリスクについて患者様や家族の方に説明のうえ指導しています。 - 当院では、地域包括ケアシステムの推進の観点から、摂食機能の回復・維持を図る目的で、地域の歯科医師とも連携・協議しながら栄養指導の充実に努めています。
- 退院時には、退院後の在宅・介護福祉施設での留意すべき栄養管理方法において指導を行っています。
- 栄養指導例
- 糖尿病食、腎臓病食、肝臓病食、低栄養・貧血、食事アレルギー、嚥下機能低下など
安心できる薬物療法
お薬に関して疑問がありましたら何でもお尋ねください。
私たち病院薬剤師は、安心して治療していただくために、病院の中で扱われるお薬に責任を持って、管理、調剤、服薬に関する説明をさせて頂きます。
入院時、退院時は地域の医療機関や介護・福祉施設とも連携を行っています。
患者様にお薬を服用していただくまでには様々な場面で薬剤師が監査(点検・確認)をしています。
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入院される前には薬歴、血液検査データ、副作用歴、アレルギー歴の確認を行い、医師がお薬を処方する時に、処方への提案を積極的に行っています。
また、患者様がどの様にお薬を服用されていたのか、訴えを詳しくお聞きすることで、よりよい医療が受けられるように努めています。 -
入院中は、処方内容に問題がなく処方せんの内容が患者様に適切かどうかを検討します。
そして、調製された薬に間違いがないかを再度確認して、薬を適正かつ安全に使用していただくよう、患者様個々に応じた使い方や注意事項などを説明して、お薬をお渡しします。
さらに服用後のお薬の効き方や症状の変化を観察して、薬物治療の評価と問題点を把握し、医師や患者様にその内容をお伝えするとともに、次の処方の提案をしています。 - 薬剤師としての専門性を生かしチーム医療にも参加しています。
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退院時には、患者様が安心してかかりつけ薬局で調剤、訪問指導が受けられるよう、「おくすり手帳」の発行によるかかりつけ薬剤師との連携。
また、転院先の病院へのお薬の情報提供を行っています。
退院後も、患者様とご家族が安心して治療を受けられるようにお薬の相談、最適な服薬の方法を提案し、患者様ご自身とご家族のQOL(生活の質)を高めるお手伝いをしています。